ザクロに含まれる「エラグ酸」が産み出す「ウロリチン」
- 秋山正人 AKIYAMA MASATO
- 4月3日
- 読了時間: 1分

ザクロには他の果物にくらべて「エラグ酸」が豊富に入っており、このエラグ酸が、腸内で代謝されて、「ウロリチン」を生産します。
このウロリチンが近年、抗加齢成分として注目されているようです。妊活に悩む男女の多くに、年齢からくるお悩みを持つ方は少なくありません。
ウロリチンは、若々しいカラダづくりへの素材とも言われており、美容も含め、現代人にとって未来への可能性をもたらす魅力的な成分と言えます。

またエラグ酸は、基礎化粧品の原料として紫外線から受けるダメージに対応する成分(美白成分)としても注目されています。
さらにザクロの種子には、「女性ホルモン様(よう)作用」を示す、「植物エストロゲン」と呼ばれる物質が微量ながら含まれています。
ザクロが美容と健康に与える影響は、単体の栄養成分だけでは無く、ザク口の栄養成分それぞれの複雑な組み合わせとも関係しているのではないかという意見もあるようです。
他の食材に類を見ない貴重で栄養価の高い成分が複数含まれていることが、「スーパーフードザクロ」、「生命の果実」、「奇跡の果実」など、さまざまな称号で呼ばれる所以かもしれません。